TWO Fusionは、独自のプロ仕様な材料を作成することができる、最新の卓上型フィラメント製造機です。最大450°Cの温度に上昇できるため、PEEK / PETG / PEKKのような材料から、PLA / ABS / PET / PETG / TPU / TPEのような低温材料の加工に適しています。ミキシングスクリューを使用することで、材料と添加剤のより良い混合結果を得ることができます。また、ユーザーフレンドリーなタッチスクリーンや、新しいテンションアームが搭載され、これまで以上に簡単な操作を提供します。
Composer 450は、卓上での材料開発を可能にしたフィラメント製造機です。内蔵されたヒーターで最大450℃まで昇温できるため、PLA / ABS / PET / PETG / TPU / TPEなどの素材の加工に適しており、複合材料のフィラメント化なども可能です。シンプルなインターフェイスと、フィラメント径を自動調整できることから、非常にユーザーフレンドリーなフィラメント製造機となっています。
他に装置のいらないコンパクトなボディが、研究室の卓上だけで素材の研究、開発を実現。
廃プラスチックを再利用することで、焼却ゴミの量を減らすと同時に、材料のコストを削減。
独自で材料の研究や試作、開発ができるため、何度でもプロトタイピング可能。
簡単操作でフィラメント径を設定でき、光センサーが自動的に径を調整してくれます。
・本体前面の操作パネルから簡単に初期設定が可能
・材料の溶解温度と冷却温度がカスタマイズ可能で、理想的な仕上がりを実現
・USBケーブルで本体とDevoVisionを簡単接続
・スプールの交換が簡単にできる
・様々なサイズに対応し、交換可能な押出機ノズル
・自動と手動の速度調整機能により、正確な直径で押出が可能
・お好みのサイズのスプールをセットすると、引き込みアームと自動巻き取り機能が自動的に位置を決め、絡まないきれいなスプールを製造
・ホッパーへ材料投入時に手が巻き込まれない保護網と、加熱部をおおうカバーで安全性を確保
・30分ほどで180℃以上に加熱されるため、スピーディーにフィラメント製造を開始
ミキシングスクリュー
ミキシングスクリューは、様々な添加剤、プラスチック、ファイバー、またはパウダーをベースのプラスチックにスムーズに混ぜ合わせることができます。これにより、独自のフィラメントを作成可能。研究開発に最適で、3Dプリント材料の限界をさらに押し広げることができます。
木の香りや柔らかさといった風合いを与えます。
より軽量で用途に適した寸法安定性を実現します。
強度と重量比を向上させ、導電性部品に最適です。
フィラメントに色をつけます。
耐熱性や寸法安定性を飛躍的に高めます。
強度や寸法安定性を高めるのに効果的です。
金属のような外観を与え、アルミや銅、金のように仕上げることができます。
前準備
使用するプラスチックを粉砕します。また、水分があると高品質のフィラメント製造が難しいため、十分に乾燥されることで品質を向上させることができます。
STEP.1 溶かす
粉砕再生材料や高温の熱可塑性プラスチック、金属粉末を含む、ほとんどすべてのポリマーを溶解することができます。そこから、フィラメントを綺麗な丸みで押し出し、引き込み式アームが自動的にスプールに誘導します。
STEP.2 巻き取り
フィラメントがスムーズにスプールに巻かれることはとても重要です。3devoのフィラメントメーカーは押出工程からすぐに巻取り工程が開始されるため、絡まないきれいなスプールが製造され、信頼性のある高品質なフィラメントを提供します。
STEP.3 3Dプリント
完成したフィラメントを使用し、3Dプリントします。
Case 1
国内事例
海洋プラスチックのリサイクル
NTT Docomo社との共同プロジェクト
沖縄の海岸にうち捨てられたペットボトルを回収し(NTT DOCOMO様)3DPCにて材料をアップサイクル、3Dプリントを利用してスマホケースへ再生しました。
Case 2
海外事例
二酸化炭素排出量ゼロへの取り組み
Audi SDGsへの取り組み
余分なプラスチックを再利用し、製造を支援するための新しい部品や治工具にすることが可能です。わずか数か月で、Audiの A7およびA6モデルには、リサイクルプラスチックの3Dプリントツールで組み立てられたコンポーネントが搭載されました。
Audiは二酸化炭素排出量を削減する方法をリードしているだけでなく、部品や治工具を追加購入する必要がないため、生産コストが削減されました。
Case 3
海外事例
3Dプリント材料化
ESA(European Space Agency) 材料開発の取り組み
ESAは研究用にフィラメントを開発し、エンジニアリング熱可塑性プラスチックなどの他のポリマーで試験を行っています。Composer 450 を使用することによって、外部のフィラメントメーカーから脱依存し、独自の条件で材料の研究と試作を行うことができるようになります。宇宙用途向けに開発された材料や技術に対する知的財産権も保持が可能です。
製造中のフィラメントの温度、径をリアルタイムで確認できるので、すぐに調整することができ、フィラメント製造をスムーズに行えます。
横浜本社工場にて、実際の機器や造形サンプルを手に取れる見学会を開催しています。
ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。