日本での金属3Dプリンターの活用率はまだまだ低い傾向がみられていますが、既に海外では最終部品・製品の造形や量産化が進んでいます。現在金属部品は、最初に型を作り溶かした金属を型に流し込む鋳造の技術で作られています。鋳造では、何人もの職人が何日もかけて1つの部品を作るため、コストと納期に大きな影響を与えていますが、Meltio Engine Robotは、データを作成するだけで鋳造と同等の強度をもった部品・製品の造形を可能にします。3DPCは、Engine Robotの導入で、日本のものづくりやサプライチェーンのよりよい未来を目指します。
■ Engine Robot の7つの魅力
・大型サイズ(1m以上)の部品や製品、複雑な形状をサポートレスで造形・99.995%の高密度でボイド(欠陥)がないため、信頼性の高い金属部品が造形可能・バイメタル部品・製品の造形・修理や、クラッディング(肉盛り加工)など既存部品の性能向上をさせるパーツの追加・9種類の純正材料だけでなく、市販材料(MIG溶接ワイヤーなど)にも対応・既存のロボットアーム(ファナック、安川電機、ABB、KUKAなど)への搭載が可能・従来のような厳格な設置要件や保護具を必要としない設計
※製品ページ:https://www.3dpc.co.jp/products/meltio-engine
■Engine Robot 純正材料
・ステンレス鋼:316L(SUS316L)
・ステンレス鋼:308L・ステンレス鋼:17-4PH(SUS630)
・工具綱:H11(SKD6)・ニッケル合金:インコネル®718(NCF718)
・ニッケル合金:インコネル®625(NCF625)
・ニッケル合金:インバー
・炭素鋼:軟鋼ER70S
・チタン合金:Ti-6AL-4V
※銅合金・アルミ:現在開発中
※現在使用中の既成材料、市販材料、新材料にも対応
■Engine Robot が活用されている業界
研究センター、防衛、機械工場、食品、航空宇宙、建設、自動車、エネルギー、石油&ガスなど
■3Dプリンター・3Dプリント技術に関しては3DPCへ
3DPCでは、金属・樹脂合わせて10種類以上の3Dプリンターを取り扱っており、知見や経験が豊富な社員のもと、設計・開発から、製造、後加工、品質管理まで一貫したサービスを提供しています。また機器のご紹介も行っており、ご購入後は、1日~2日間のトレーニング、修理、メンテナンスのサポートを実施しております。具体的なイメージが持てるように、工場見学を随時開催しています。実際に3Dプリンターや造形品を見て触ることができるので、ご興味のある方は是非お問い合わせください。
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